円満相続のための遺言書

遺言書がない相続手続きは、協議分割で遺産分割を決めるとなっています。

すなわち、遺言書がないと相続人は自分たちで、何を相続するのか決めなければなりません。
遺産相続は多額の財産がうごくことが多く、いきなり数百万・数千万、時には数億というお金を目の前に「自分たちで決めてください」と言われても、なかなか意見をまとめることができません。

意見がまとまらず、財産を目の前に平行線が続いている…という状態も相続人にとっては非常にストレスではありますが、何よりも残念な結果になってしまうのが「相続人同士で揉めてしまい、絶縁状態になってしまう」ということです。

せっかく、数十年と築いてきた関係性も崩壊しています。
お客様のなかには「うちは仲良しだから、大丈夫」と仰る方もいらっしゃいますが、実際にご相談を受けていると多くの方が「相続が発生する前の関係は比較的よかった。遺産分割を機に、気まずくなってしまった」とお話されています。

余計なトラブルを予防し、円満に相続するための術が法的に有効な遺言書を作成することなのです。それでは、下記でいくつか事例をご紹介します。 

 

遺言書がなかったことで関係性が破たんした事例

兄弟で相続トラブル

不動産が5000万円、預金が300万円という財産で相続人は、被相続人の子である3人の子です。この3人兄弟の仲は大変よかったのですが、遺言書がなかったために自分たちで話し合うことに…

不動産には、亡くなった被相続人と長男が住んでおり、長男は引き続きその不動産で暮らす予定でいます。そのため長男は不動産を相続することを希望していますが、長男が5000万円の資産、弟2人はせいぜい150万円ずつ… ということで大きな差があり、弟たちが遺産分割の内容に納得できず、遺産分割協議書を作成することができません。

そのため、不動産の名義を長男に変えることもできず、調停に…。

⇒親である被相続人が不動産は長男に、という親からの遺言書・メッセージがあればスムーズに相続手続きをすすめることができました。また弟たちも「親が言うなら…」と納得したでしょう。しかし遺言書がなかったことによって、自分たちで遺産分割をしなければならず、その結果、調停を起こさなければならないほど関係性が劣悪になってしまいました。

 

嫁・姑での相続トラブル

ある夫婦にはお子様がいなく、夫の相続人は妻と夫の母(妻からみて、姑)でした。

これまで特に大きなトラブルはなかったようですが、夫が亡くなり、相続手続きをするために姑へ遺産分割のお話をしようとしましたが、拒否されてしまい、夫婦で築いてきた大事な財産に関するお手続きを進めることができない状態に陥ってしまいました。

⇒ 残念ながら、人間関係がいつどのようになるか、ずっと良好である保証はありません。ご本人様がご健在の間はサポートすることができても、お亡くなりになってしまった後についてはどうにかすることもできなくなってしまいます。
せっかく、「奥様が安心して過ごすために…」と築いてきた財産も手続きができない状況に陥ってしまっては、逆に不安にさせてしまいます。
 

遺言書は大切な人たちを守るための重要な書類です。
大切な人に余計な負担や苦労をかけないためにも、安心して過ごしてもらうためにも円満に相続をするため、遺言書をしっかりと残しておくことを検討されてみてはいかがでしょうか。

遺言書作成について

初回のご相談は、こちらからご予約ください

 

フリーダイアル:0120-312-489

初回の無料相談実施中!

  • 事務所へのアクセス
  • 事務所案内
  • お問合せ

「生前対策まるわかりBOOK」に鹿児島の専門家として紹介されました

生前対策まるわかりブック

当センターを運営しております行政書士法人・司法書士事務所みらいずが「生前対策まるわかりBOOK」に鹿児島の専門家として紹介されました。


「エンディングノート」の説明をした様子がKKBテレビにて放送されました

みらいずグループ代表が「エンディングノート」についてご説明した様子が、2019年9月16日敬老の日にKKBテレビで放送されました。


みらいずグループ代表・高山 勇が7月26日の南日本新聞に取り上げられました

メディア画像

みらいずグループでは、今後も民事信託や生前対策・相続遺言について情報発信していきます。


『相続対策の「御法度」事例集』に掲載されました

相続対策の「御法度」事例集

みらいずグループ代表・高山 勇 執筆の記事が『相続対策の「御法度」事例集』に掲載されました。

鹿児島みらいず相続遺言相談センターでは、天文館を中心に遺産相続や遺言書に関する無料相談を実施しております。司法書士と行政書士が連携して、地域密着型で運営しておりますので、一通りのお困りごとには対応できるかと思います。

天文館を中心に、市内は元より鹿児島県内全域のお客様のお役に立てるよう、親身に対応させていただきます。また専門用語を出来るだけ使わないように、分かりやすくお伝えしますのでお気軽にご相談ください。お役に立つべく丁寧に対応させていただきます。

●当センターを運営する、司法書士・行政書士みらいずグループ へのアクセス
鹿児島 相続・遺言書… 鹿児島市中町10-2 加治屋ビル2階 …山形屋2号館入口わき

相談事例Q&A

ご相談事例を
Q&A形式でご紹介
いたします

  • 民事信託について詳しくはこちら
  • 民事信託で認知症対策
  • メディア掲載情報